放置は危険!虫の付着汚れは早めの除去が鉄則です。

車の走行中に避けることの出来ない頑固な汚れの一つが『虫の付着汚れ』ですね。
特に夏の夜間などに走行すると、フロント周りにビッシリと張り付いた虫の死骸は見た目が悪いだけではありません。虫の体液はその成分がアルカリ性や酸性であったりするため、長時間放置すると、塗装に取れないシミや凸凹の変質などの被害を及ぼす事例が数多く見られます。

虫の付着した車のバンパー

『虫の付着汚れ』は日常的な汚れなので、ついつい放置しがちですが、出来れば数日中に除去しておきたい非常に厄介な汚れです。

もっとも、簡単で塗装を傷めずに除去するには、市販の『虫取りクリーナー』とカーシャンプーを併用しての洗車がお勧めです。

虫取りクリーナー

今回使用する写真の液剤は、業務用の『虫取りクリーナー』ですが、カー用品店などで購入できる液剤でも十分かと思います。通常、『虫取りクリーナー』は虫の体液に含まれるタンパク質を分解する働きがあり、使用すると非常に汚れを除去し易くなります。

車に付着した虫を除去している施工風景です。

虫の良く付く場所は、フロント周り(フロントバンパー、グリル、フォグランプ、ヘッドライト等)、左右ミラー、フロントガラス等です。その箇所に、『虫取りクリーナー』をスプレーでたっぷりと塗布します。塗布後は液剤の取扱説明書通り、少し時間を置きます。(今回は5分程度でした。)
その後、カーシャンプーをしっかりと泡立てて、優しく汚れを洗い落とします。

特に、バンパーやミラーなどの樹脂パーツは虫汚れのカタが残り易い場所ですので、出来るだけ早めに洗い落とすようにしましょう。

どうしても、洗車が出来ない場合は、シートタイプの虫取り除去クロス等で、簡易的に拭き取っておくだけでも深刻な被害から防止するには大変有効です。

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